マナーまめ知識
葬式の心得
最近は「自分の葬式には金をかけなくていい」という方が増えているようですが、その一方で「世間体」を重んじる人が多いのも現実のようです。とくに故人が社会的な地位や肩書きがあった場合、「故人の意志」を尊重するためにはそれなりの根回しも必要です。「家族が理解している」だけでは他の親族や仕事上の関係者から「ひどい嫁」や「親不幸」呼ばわりされかねません。今では、先にも述べた「生前予約」という、本人自身が費用や形態について事前に葬儀社と契約するシステムもありますが、これも同様に家族・親族などの理解を得ておくことが大切です。
一口にお葬式といっても、ご臨終から忌明けまで、お葬儀に付随する費用には多種多様なものがあります。そのうち全東葬連加盟店が担当しているのは、お葬式の施行費用の部分だけです。 全東葬連では、ご喪家の皆様方に安心してお葬式をご依頼いただくため、わかりやすい項目に分類し、ご納得のいく明瞭な価格を設定しています。
もしもの時に備えて
- ご当家の宗教・宗派・家紋などを確認しておきましょう。
お寺(神社・教会)様の電話番号などを調べておくとよいでしょう - 故人の写真を探しておきましょう。
祭壇に飾る遺影写真が必要です。できるだけ鮮明な写真を準備してください。 - ご遺族、ご親族の名簿を作成しておきましょう。
お知らせをする方々の連絡先の名簿を作成しておくとよいでしょう。 - 一般弔問・会葬者数の予測をしておきましょう。
故人とご遺族の交際範囲を合わせた数が一つの目安となります。 - 世話役を決めておきましょう。
ご親戚、勤務先、町内会などに役割を手分けして引き受けてもらいます。 - 故人の衣服を用意しておきましょう。
故人が愛用されたものを最後に着用しますので、用意しておきましょう。 - ご本人の意向を訊ねておくことも大切です。
全葬連HP
https://www.zensoren.or.jp/dictionary/dictionary_01.html 参照