過去に対応した主な緊急災害社会貢献
全日空機と自衛隊機の墜落事故
昭和46年
岩手県零石町
死者 162名
【岩手県葬祭業協同組合】
警察署、消防署と共に遺体捜索。棺の調達、納棺のうえ霊柩車で搬送、また現地の方に炊き出しの依頼。
大洋百貨店火災
昭和48年
熊本県熊本市
死者 103名
【熊本県葬祭業協同組合】
市役所の要請により、備蓄の棺200本を用意し犠牲者収容中の各病院等へ配分。収容遺体の大部分を家族のもとへ輸送する。
御巣鷹山にて、日本航空機墜落事故
昭和60年
群馬県多野郡
死者 520名
【東京都葬祭業協同組合】
棺の調達。兵庫県、および関西地区在住の方々のご遺体搬送を実施。
高知学芸高校修学旅行者、列車正面衝突事故
昭和63年
中国・上海
死者 28名
【高知県葬祭業協同組合】
棺は長崎県より飛行機で上海へ運搬。現地で中国人にて納棺し、高知空港到着後は四国霊柩自動車協会の協力で各個人宅へ運搬した。
自衛隊潜水艦衝突事故
昭和63年
神奈川県横須賀
死者 30名
【神奈川県葬祭業協同組合】
遺体収容後、組合員が処置し、遺族確認後、体育館に一時安置し、自宅や火葬場へ搬送。
信楽高原鉄道列車事故
平成03年
滋賀県信楽高原
死者 42名
【滋賀県葬祭業協同組合】
42名分の棺を用意し、遺体を搬送。後の合同慰霊祭に対応。
普賢岳噴火、土石流
平成03年
九州・雲仙
死者 40名
【長崎県葬祭業協同組合】
地元自治体、関係団体と連携のもと地元の業者で対応。
北海道南西沖地震
平成05年
北海道奥尻島
死者 230名
【北海道葬祭業協同組合】
中心地となった奥尻島に対し、全葬連として義援金100万円と緊急災害対策用備蓄木棺210本を緊急拠出した。
阪神淡路大震災
平成07年
兵庫県淡路島
死者 5500名
【兵庫県葬祭業協同組合連合会】
兵庫県消防局の要請により、各地区の遺体安置所に全葬連協力のもと、7000本の棺を調達、配送し、組合員50名を派遣し、棺の組立、納棺作業を実施。各地で臨時安置所の提供。
東日本大震災
平成23年
宮城県三陸沖
死者 15,850名
【全日本葬祭業協同組合連合会】
経済産業省・厚生労働省・警察庁等官庁・各自治体からの要請により、岩手県、宮城県、福島県に、棺を約5,100本、
仏衣を約6,800着、納体袋を約5,600個提供すると共に、ボランティアとして、棺の組み立て、ご遺体の搬送作業等を、各消防署、災害対策本部の指示で実施。